H2インタラクティブeスポーツ編集局です。今回は日中韓3国によるeスポーツ大会開催の動きについてレポートします。
韓国・文化体育観光部(日本の文部科学省に該当)は2月28日韓国eスポーツ協会において「日中韓(原文は「韓・中・日」)eスポーツ大会組織委員会」を立ち上げ第1回の会合を開きました。
同部は2019年11月15日に釜山で開催された「韓中日文化コンテンツ産業フォーラムにおいて3国のeスポーツ協会(団体)との間で「韓中日eスポーツ大会」推進業務協約を締結し、第1回大会を韓国で開催することを既に明らかにしています。
民間委員8人で構成された組織委は2022年12月まで3年間活動する予定です。委員長の劉震龍(ユ・ジニョン)元文化体育部長官をはじめeスポーツ及びゲーム協会関係者、政府関係者らが委員として大会運営などイベント全般に渡り中心的な役割を果たします。
第1回「韓中日eスポーツ大会」はPC・モバイル・コンソールなどの多様なプラットフォームのeスポーツ種目を選定し、3カ国を代表する選手が参加する国対抗戦方式で今年11月中にソウルでの開催が予定されています。
それに伴い大会期間中に関連の国際会議、文化・観光イベントなどを連携しゲームをテーマに多くの人々が交流する文化祭的な一連の催しとして構成する予定です。
同部の関係者は「韓中日eスポーツ大会が3国で開催される定期大会として定着すれば国内外のeスポーツ産業の発展はもちろん、文化交流に大きく貢献することになる。特に大会をきっかけにアジア地域が国際eスポーツ産業の主導権を確保することを期待している。文化体育観光部は今後組織委と緊密に協議し、第1回大会を成功させられるように努力する」と述べています。
どのようなタイトルが選ばれるのか、中国、韓国というe-sports強豪国に日本選手がどのように挑むのか、色々と興味の湧くイベントになりそうです。
出典:韓国『ファイナンシャルニュース』2020年2月28日付記事
https://www.fnnews.com/news/202002280833366905
文責: H2インタラクティブ eスポーツ編集局