海外セレブリティによるe-sportsへの投資事情

欧米圏では著名スポーツ選手をはじめとした、いわゆるセレブリティ達がe-sportsに対して積極的に投資を行なっているようです。
この記事ではそれらのいくつか紹介しましょう。

バスケットボール界のレジェンドであるマイケルジョーダンは、人気e-sportsチームの「Team Liquid」の親会社に投資。
投資時のコメントでe-sportsの可能性に対して言及しています。
NBAのMVPプレイヤーであるスティーブンカレー、アンドレ・イグダーラ、NFLのスティーブ・ヤングは共同でe-sportsチーム「TSM」に3,700万ドルを投資。
また、日本でも知名度の高いプレイヤーとしては、シャキルオニール、マジックジョンソンの名前も挙がっています。
スポーツ選手以外ではグラミー賞受賞歴のあるカナダのラッパー、ドレイクは、アメリカのe-sportsチーム「100 Thieves」に投資。
Puff Daddyとして知られているショーン「ディディ」コームは、高校生向けのe-sports公式リーグ「PlayVS」に3,550 万ドルの投資。

この通りほんの一例を見るだけでも、一財を成した人達によるe-sportsへの投資が活性化しているというのがわかります。
そもそも、何故一流スポーツ選手や世界のセレブリティがe-sportsに投資するのでしょうか。
単純な投機目的などではなく、やはり他のスポーツなどと比べて圧倒的にプレイヤーや視聴者が若いことによる可能性やマーケティング面での相乗効果、あるいは以前、当サイトでも取り上げたように、世界ではe-sports業界のエコシステムが確立されてきており、既存のリアルスポーツに近い形に(いくつか違いはあれども)、なっていることから、投資活動もしやすいといった事が挙げられるのではないかとe-sportsjapan.infoでは推測しております。

日本でもプロスポーツ選手やアーティストがe-sportsチームに投資するような時代になってもらいたいものです。

【参照サイト】
https://jp.ign.com/esports/31709/interview/eteam-liquidcooe
https://www.esportsearnings.com/teams

文責:神名秀紀